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ちゃひ
ふりがな文庫
“ちゃひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
茶挽
66.7%
茶碾
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶挽
(逆引き)
の、その人通りもまったくなく、柳かげやら空地の小屋に、夕顔みたいな辻君の顔が、どれもこれもお
茶挽
(
ちゃひ
)
き姿で手持ちぶさたを
喞
(
かこ
)
っている
風
(
ふう
)
。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
女が恋しゅうなる
禁厭
(
まじない
)
じゃ、お
茶挽
(
ちゃひ
)
いた罰、と云って、船から海へ、びしゃびしゃと追下ろして、
汐
(
しお
)
の干た
巌
(
いわ
)
へ上げて、巌の裂目へ
俯向
(
うつむ
)
けに口をつけさして、(こいし、こいし。)と呼ばせます。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ちゃひ(茶挽)の例文をもっと
(2作品)
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茶碾
(逆引き)
「なに。今頃出し
抜
(
ぬけ
)
に掛けたって、ろくな芸者がいるものか。よくよくのお
茶碾
(
ちゃひ
)
きでなくては」
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ちゃひ(茶碾)の例文をもっと
(1作品)
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