“ちべつと”の漢字の書き方と例文
カタカナ:チベツト
語句割合
西藏100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縱令たとへ熱帶ねつたいでなくとも、多神教國たしんけうこくには化物ばけもの發達はつたつした。たとへば西藏ちべつとごとき、その喇嘛教らまけう非常ひじやう妖怪的えうくわいてき宗教しうけうである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
西藏ちべつと密教の奧の院!」何だか、こんな感想が突然起つたが、それ以上は門外漢に神祕のやうだ。左りの方に掛り員室の入り口があるのに氣がつき、義雄は直ぐそこへ這入り、來意を告げる。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)