“ちじつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遅日75.0%
稚日25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国境の駅の両替遅日ちじつかな
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
えん遅日ちじつ多し、世をひたすらに寒がる人は、端近くかすりの前を合せる。乱菊にえり晴れがましきをゆたかなるあごしつけて、面と向う障子のあきらかなるをまばゆく思う女は入口に控える。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
稚日ちじつおもひをなやみぬ
秋の日 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)