“だかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
兌換71.4%
蛇管28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、もしかしたら、これは金や物に兌換だかんするための関係ではないのかもしれない。
その一年 (新字新仮名) / 山川方夫(著)
兌換だかん制度があやふやだつた爲に、地方には藩札はんさつといふものはあつても、庶民の間には強制的に流布させる外はなく、一歩藩の外へ出ると、その藩札といふ紙幣の通用はむづかしかつたので
そしてその上には彼の首があったが、象の鼻のような蛇管だかんと、大きな二つの目玉がついた防毒マスクを被っていた。だから本当の顔はハッキリ分らなかった。
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
彼が宰相室の前までいったとき、その入口で、沢山の宮廷委員がモートルをかついだり、蛇管だかんを持ったり、電纜でんらんきずったりして、ごったがえしをしている有様を見て愕いた。