蛇管だかん)” の例文
そしてその上には彼の首があったが、象の鼻のような蛇管だかんと、大きな二つの目玉がついた防毒マスクを被っていた。だから本当の顔はハッキリ分らなかった。
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
彼が宰相室の前までいったとき、その入口で、沢山の宮廷委員がモートルをかついだり、蛇管だかんを持ったり、電纜でんらんきずったりして、ごったがえしをしている有様を見て愕いた。