“だいにちざか”の漢字の書き方と例文
語句割合
大日坂100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
髮形をすつかり堅氣の娘風にしたお靜の後姿——ぢやうあはせ緋鹿ひかの子おびが、唐花屋の暖簾のれんをくゞつて見えなくなつた時は、大日坂だいにちざかの下から遠く樣子を見て居た錢形の平次も
髪形をすっかり堅気の娘風にしたお静の後ろ姿——黄八丈のあわせ鹿帯が、唐花屋の暖簾のれんをくぐって見えなくなった時は、大日坂だいにちざかの下から遠く様子を見ていた銭形の平次も
大日坂だいにちざかの下まで来ると、足をとどめて、一応四方あたりを見廻しましたが、砂利屋が建て捨てた物置小屋の後ろへ廻ると、節穴だらけな羽目板へこぶしを当てて、二つ三つ妙な調子に叩きました。