“だいとうほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大踏歩75.0%
大蹈歩25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
油断せば雨にもならんずる空模様に、百計つきたる武男はただ大踏歩だいとうほして逃げんとする時
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
早く早くとわめくを余所よそに、大蹈歩だいとうほ寛々かんかんたる老欧羅巴エウロッパ人は麦酒樽ビイルだるぬすみたるやうに腹突出つきいだして、桃色の服着たる十七八の娘の日本の絵日傘ゑひがさオレンジ色のリボンを飾りたるを小脇こわきにせると推並おしなら
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)