“だいてっつい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大鉄鎚50.0%
大鉄椎25.0%
大鉄槌25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大鉄鎚だいてっついは、佐久間右衛門信盛父子ふしへ下った。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
筆をって書いていても、魏叔子ぎしゅくし大鉄椎だいてっついでんにある曠野こうや景色けいしょくが眼の前に浮んでくる。けれども歩いている途中は実に苦しかった。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
この比叡山にも大鉄槌だいてっついを下したため、それ以後の五山は、政治や特権から放逐され、今ではじゃくとして、元の法燈一すいの山にかえろうとしているが、今なお、法師のうちには
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)