“だいじょうえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大嘗会83.3%
大甞会16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千載集せんざいしゅう』の神祇部じんぎぶに、久寿きゅうじゅ二年の大嘗会だいじょうえの風俗歌に、悠紀方ゆきがたとして詠進した歌は、近江おうみ木綿園ゆふぞのを地名として詠じている。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「京都において大嘗会だいじょうえ御執行相成りそろてより日限にちげんも相立たざる儀につき、太郎兵衛事、死罪御赦免仰せいだされ、大阪北、南組、天満てんまの三口御構くちおかまいの上追放」
最後の一句 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
その一方に民の艱難かんなんは申すまでもございません。例の流れ星騒動の年には、大甞会だいじょうえのありました十一月に九ヶ度、十二月には八ヶ度の土倉役どそうやくがかかります。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
その一方に民の艱難かんなんは申すまでもございません。例の流れ星騒動の年には、大甞会だいじょうえのありました十一月に九ヶ度、十二月には八ヶ度の土倉役どそうやくがかかります。
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)