“たびかばん”の漢字の書き方と例文
語句割合
旅鞄100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時雄の激しい頭脳あたまには、それがすぐ直覚的に明かに映ったと云うではなく、座敷のすみに置かれた小さい旅鞄たびかばんあわれにもしおたれた白地の浴衣ゆかたなどを見ると、青年空想の昔が思い出されて
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
旅鞄たびかばんそのまゝ座右ざうに冬籠
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
旅鞄たびかばんを膝に載せて
心の姿の研究 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)