“たそがれどき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
黄昏時91.3%
彼誰時2.2%
薄暮時2.2%
誰彼時2.2%
黄昏刻2.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青白い黄昏時たそがれどきの光は薄明く障子に映つて、本堂の正面の方から射しこんだので、柱と柱との影は長く畳の上へ引いた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
もう黄昏時たそがれどきです。この二人の壮士は、小屋を尻目にかけて悠々と闊歩して、例の相生町の老女の屋敷へ入り込みます。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
彼誰時たそがれどきの空には星の色が褪め掛かる。
復讐 (新字旧仮名) / アンリ・ド・レニエ(著)
薄暮時たそがれどきのこの一刻を、私はしばらく味わおうとして食堂の椅子へ腰かけていた。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
誰彼時たそがれどきまぎれて只〻一人、うかれ出でけるこそ殊勝しゆしようなれ。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
効果をねらつて、わざと黄昏刻たそがれどきの海岸を選んだ修一は、すつかり拍子抜ひやうしぬけしてしまつた。
六白金星 (新字旧仮名) / 織田作之助(著)