“たけなが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丈長95.7%
竹流4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縮緬の着物に紫繻子の帯を立矢の字に締め、島田に白い丈長たけながをかけ、裾をきりりと短く端折って白の脚絆に草鞋を穿いている。
顎十郎捕物帳:01 捨公方 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
赤や黒塗のくしに金蒔絵したのや、珊瑚さんごとも見える玉の根掛ねがけもあります。上から下っているのは、金銀紅の丈長たけながや、いろいろの色のすが糸です。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
古金の大判から甲州丸形の松木の印金いんきん、古金の一両判、山下の一両金、一両、古金二分、延金のべがね、慶長金、十匁、三朱、太鼓判たいこばん竹流たけながしなんといって
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)