“ぞんぜられさふらふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
被存候100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いろ/\の抱負もさる事ながら、一人前ひとりまへに自分の口をのりすることが先決問題かと被存候ぞんぜられさふらふ。この頃つく/″\その様な事を考へるやうに相成あひなさふらふ。(後略)
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
この雨収まらば、杜陵は万色一時にひらく黄金幻境に変ず可くと被存候ぞんぜられさふらふ
渋民村より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
(前略)既に御身にも新紙などにて御承知の事と被存候ぞんぜられさふらふが、当国は昨秋以来経済界に大恐惶だいきようくわう有之これあり
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
或は之れ、なつかしき杜陵の母校の旧恩にむくゆる一端かとも被存候ぞんぜられさふらふ
渋民村より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)