“ぞうりとり”の漢字の書き方と例文
語句割合
草履取100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大抵藩士は身分により、一人二、三人の家来を連れており、草履取ぞうりとりが弁当を持ったものだが、弁当を認めると『止まれ』といわれて中を検査された。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
次いで登城して諸家しょけの留守居に会う。従者は自らやしなっている若党草履取ぞうりとりの外に、主家しゅうけから附けられるのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
木下藤吉郎秀吉が信長の草履取ぞうりとりとなって草履をふところに入れてあたためた事をきい/\声で演説した。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)