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そゞろありき
ふりがな文庫
“そゞろありき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
漫歩
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漫歩
(逆引き)
漫歩
(
そゞろありき
)
には似つかはしからぬ恐ろしき道かな、と夫人笑みつゝ云へば、案内者の一人、さのたまへど三とせの前迄は此道全く
棘
(
いばら
)
に塞がれたりき、又己れが幼き頃
社
(
やしろ
)
の圓柱のめぐりに
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
されど窟墓の一語は忽ち少時の怖ろしき經歴を想ひ起す
媒
(
なかだち
)
となりぬ。フエデリゴとの
漫歩
(
そゞろありき
)
より地下に路を失ひたる時の心の周章など、悉く目前に浮びぬ。われは直ちに絃を
撥
(
はじ
)
きて歌ひ出でぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
漫歩
(
そゞろありき
)
して
岐
(
みち
)
に迷ひ、農夫に教へられて
纔
(
わづか
)
に歸ることを得つといふ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
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