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そめおけ
ふりがな文庫
“そめおけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
染桶
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
染桶
(逆引き)
『ははあ。糸を染めておいでなさるのだ。
染桶
(
そめおけ
)
があるし、
勾欄
(
こうらん
)
から
紅葉
(
もみじ
)
の木へ、
濯
(
すす
)
ぎあげた五色の糸を、懸けつらねて、干してもある。……はて、何と
訪
(
おと
)
なおう。おどろかしてもよくないし』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
向こうがわには、
緋
(
ひ
)
おどし谷の
部落
(
ぶらく
)
をながめ、だれか
渓流
(
けいりゅう
)
にくるのを待っていると、やがて二、三人の少女が
染桶
(
そめおけ
)
と糸のたばをかかえて、あかるい笑いをかわしながら、
川床
(
かわどこ
)
へ
下
(
お
)
りてきたようす。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(2作品)
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