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そでぎちょう
ふりがな文庫
“そでぎちょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
袖几帳
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袖几帳
(逆引き)
虹を刻んで咲かせた色の、高き
梢
(
こずえ
)
のもみじの葉の、裏なき
錦
(
にしき
)
の
帳
(
とばり
)
はあれど、
蔽
(
おお
)
われ果てず
夕舂日
(
ゆうづくひ
)
、光
颯
(
さっ
)
と
射
(
さ
)
したれば、お夏は
翳
(
かざ
)
した
袖几帳
(
そでぎちょう
)
。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
姫百合、白百合こそなつかしけれ、鬼と呼ぶさえ、分けてこの
凄
(
すさま
)
じきを、雄々しきは打笑い、さらぬは
袖几帳
(
そでぎちょう
)
したまうらむ。富山の町の花売は、
山賤
(
やまがつ
)
の
類
(
たぐい
)
にあらず、あわれに美しき女なり。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そでぎちょう(袖几帳)の例文をもっと
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