“そうりつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
創立50.0%
簇立50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長州征伐は幕府創立そうりつ以来の大騒動だいそうどうにして、前後数年のひさしきにわたり目的もくてきを達するを得ず、徳川三百年の積威せきいはこれがために失墜しっついし、大名中にもこれより幕命ばくめいを聞かざるものあるに至りし始末しまつなれば
間近い劒の八ツ峰から三窓さんのまどの頭へかけて簇立そうりつした岩峰の群が真先に目を惹く。此処ここから見ると三窓の頭は、三つばかりの尖峰が鋭く天を刺して直立している、一群の王者だ。
黒部川を遡る (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)