“そうつかさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
総司100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、那珂なか領の国主佐竹末賢さたけすえかた殿が、はるばる領下の祈願所へ京都から召し呼ばれ、国中の山伏の総司そうつかさとしてあがめ、末派十二坊の支配をさせているのでござります
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先ごろから親鸞調伏ちょうぶく護摩ごまいて、一七日いちしちにちのあいだ、必死の行をしていた那珂なか優婆塞院うばそくいん総司そうつかさ——播磨公弁円はりまのきみべんえんは、銀づくりの戒刀かいとうを横たえて、そこのむしろに坐っていた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そればかりでない」と、いったのは、総司そうつかさの弁円だった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)