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ぜんせき
ふりがな文庫
“ぜんせき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
前席
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前席
(逆引き)
祖五郎は
前席
(
ぜんせき
)
に述べました通り、春部梅三郎を親の
敵
(
かたき
)
と思い詰めた疑いが晴れたのみならず、
悪者
(
わるもの
)
の密書の意味で、
略
(
ほ
)
ぼお家を
押領
(
おうりょう
)
するものが有るに相違ないと分り、
私
(
わたくし
)
の遺恨どころでない
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
御馴染甲斐
(
おなじみがい
)
に
打寄
(
うちよす
)
る
冠詞
(
まくらことば
)
の
前席
(
ぜんせき
)
から。ギッシリ詰る
大入
(
おおいり
)
は、誠に
僥倖当
(
まぐれあた
)
り
炭
(
ずみ
)
。俵の縁語に評さえ
宜
(
よき
)
を。例の若林先生が。火鉢にあらぬ
得意
(
おはこ
)
の速記に。
演舌
(
しゃべ
)
るが儘を書取られしが。写るに速きは
消炭
(
けしずみ
)
も。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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