トップ
>
ぜんう
ふりがな文庫
“ぜんう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
単于
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
単于
(逆引き)
(無理でも、もう少し早くかねての計画——
単于
(
ぜんう
)
の首でも持って
胡地
(
こち
)
を脱するという——を実行すればよかったという悔いを除いては、)
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
吾家
(
ごか
)
の
吹毛剣
(
すゐまうけん
)
、
単于
(
ぜんう
)
千金に
購
(
あがな
)
ひ、妖精
太陰
(
たいいん
)
に泣く。一道の寒光、君看取せよ。(三月三日)
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
漢書
(
かんじょ
)
の
匈奴伝
(
きょうどでん
)
には、その後、李陵の胡地で
儲
(
もう
)
けた子が
烏籍都尉
(
うせきとい
)
を立てて単于とし、
呼韓邪
(
こかんや
)
単于
(
ぜんう
)
に対抗してついに失敗した旨が記されている。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
血が血だけに
胡風
(
こふう
)
になじむことも速く、相当の才物でもあり、常に
且鞮侯
(
そていこう
)
単于
(
ぜんう
)
の
帷幄
(
いあく
)
に参じてすべての画策に
与
(
あず
)
かっていた。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
ぜんう(単于)の例文をもっと
(2作品)
見る