“せきけう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大石橋50.0%
石橋50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晩餐を旅館オテルで済ましたのちピニヨレ夫人の門から馬車に乗つたのは夜の八時半であつた。ツウルの大石橋せきけうを渡つて岸に沿ふてやゝ久しく上流の方へ駆けさせた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
僕等は別荘地に成つて居る対岸の山の手を望んで架せられたツウルの大石橋せきけうが水に落した倒影を眺めただけでもしばらくは目を転ずる事が出来なかつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)