“すぢむかう”の漢字の書き方と例文
語句割合
斜向100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手一てひとツの女世帯をんなじよたいに追はれてゐる身は空が青く晴れて日が窓に射込さしこみ、斜向すぢむかうの「宮戸川みやとがは」と鰻屋うなぎや門口かどぐちやなぎが緑色の芽をふくのにやつと時候じこう変遷へんせんを知るばかり。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)