“すえお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
据置66.7%
末男33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫人は、さてただ一人、壁に寄せた塗棚ぬりだな据置すえおいた、かごの中なる、雪衣せつい鸚鵡おうむと、差向さしむかひに居るのである。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
と机の上へ据置すえおいた若草の位牌の前へ盃を置き、なみ/\酒を酌ぎました。
博文館主大橋佐平おおはしさへいが十一月三日に六十七歳で歿した。三十五年には脩が十月に秀英舎を退いて京橋宗十郎町そうじゅうろうちょうの国文社にり、校正係になった。修の四男末男すえおさんが十二月五日に生れた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)