“すいくん”の漢字の書き方と例文
語句割合
垂訓100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先主の垂訓すいくんにも、わが家は分を守るを一義いちぎとし、天下をのぞむなかれといましめられておられる。いかに富強でも中国は辺土に過ぎず、中央をむる利は持たない。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
最後にエホバ御自身の垂訓すいくんとヨブの慚改ざんかい感謝——これにて大団円となるのである。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
これは老先生の激励げきれいであろう。いまが大事なときであるぞと、凡夫ぼんぷのわれわれを鼓舞こぶしてくださる垂訓すいくんなのであろう。すなわち、予言のうらにふくむ真意しんいをくめば
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)