“じょうれん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
定連90.9%
常連4.5%
浄蓮4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
定連じょうれんのやうに毎晩寄つてくれる近所の若い人たちも、今夜は湯帰りの湿手拭てぬぐいをぶら下げながら黙つて店の前を通り過ぎてしまふんです。
赤い杭 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
寄り合っていた悪旗本や御家人ごけにんくずれの常連じょうれんが、母屋で、枕を並べて寝についたその寝入りばなを、逆にくように降ってわいた斬りこみであった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
土生はぶ仙之助をはじめ、化物屋敷の常連じょうれんが、博奕ばくちがくずれて帰路についたところだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
法名は浄蓮じょうれん。やがて八月一日、ついに不帰の客となった。享年四十三歳。まだまだ働き盛りの年頃である。