“じゅうてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
従弟50.0%
葇荑50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暮夜ぼやひそかに大垣の城下に戸田侯(内匠頭の従弟じゅうてい戸田采女正氏定とだうねめのしょううじさだ)老職の門を叩いて、大学擁立ようりつのことを依嘱いしょくした事実もある。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
が、内蔵助の叔父小山源五右衛門、従弟じゅうてい進藤源四郎など、義理にも抜けられない者どもまで、口実こうじつを設けて同行をがえんじなかったと聞いては、先着の同志もあきれて物が言えなかった。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
雄花はいわゆる葇荑じゅうてい花穂を成し褐緑色で下垂し細花集り着き黄色花粉を糝出さんしゅつする。雌花穂は小形で分枝せる梗端に着き暗赤色を呈している。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)