“しんばく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
神縛50.0%
眞柏50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊那丸君いなまるぎみのおいいつけを受けて、若君わかぎみかわりとしてまいった小幡民部こばたみんぶだ。神のおきてをやぶった科者とがもの、すみやかにご神縛しんばくにつけいッ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
このうえは、いっこくもはやく、あの垢離堂から社家しゃけへおうつし申しあげ、また、付人つきびとの忍剣とやらの神縛しんばくもといて謝罪しゃざいするよりほかに手段しゅだんはなかろう
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
科人とがにんはご神刑しんけいにかけます。ご領地りょうちのできごとなら知らぬこと、ご神縛しんばくの科人は当山とうざんのならいによってばっします」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「成程な、楓林ふうりんが雜草畑になつて、眞柏しんばくは伸び放題、——まるではうきだ。おや/\惜しい松を枯してゐるね、二三百年も經つた樹だらうが」