“しんがお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
新面50.0%
新顔50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこには、従来の一座と別廓をつくって、大一座おおいちざ新面しんがおが、雑然たる衣裳道具の中に、血眼ちまなこになって初日の準備を急いでいる。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そこまでは無事でしたが、その会談が七ツ下りの時分に、二三子のほかに、もう二人、新面しんがおの客がはせ加わったことが、神尾主膳にとって運の尽きでありました。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一 同室に就寝していた女給は、前回と同じ顔触れの鈴江、お千代、とし子の三人とほかに清子、かおるの二人の新顔しんがおが加わっていた。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
一行中の新顔しんがおである帆村探偵が、深山みやま理学士と白丘ダリアとに、ず紹介された。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)