“しろかみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
白髪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白髪しろかみいばらの如き痩せさらぼひたる斃死のさまの人が、吾児の骨を諸手に握つて、キリ/\/\と噛む音を、現実の世界で目に見る或形にしたら
雲は天才である (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
なお、「黒髪に白髪しろかみまじり老ゆるまでかかる恋にはいまだ逢はなくに」(巻四・五六三)という類想の歌もある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
ゆき白髪しろかみまでに大君おほきみつかへまつればたふとくもあるか 〔巻十七・三九二二〕 橘諸兄
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)