“しょぞん”の漢字の書き方と例文
語句割合
所存100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうち寛永十四年嶋原征伐しまばらせいばつと相成り候ゆえ松向寺殿に御暇相願い、妙解院殿の御旗下はたもとに加わり、戦場にて一命相果たし申すべき所存しょぞんのところ、御当主の御武運強く
かねてそちだけには、詳しく告げてあるが、いよいよ質子ちし於松おまつ(松寿丸のこと)どのを、安土へれねばならぬ日が参った。今日にも打ち立つ所存しょぞん
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(安土のおいいつけはおろそかに致すな。よろず所存しょぞんにまかせおく。秀吉の心になってぬかりなく勤め候え)
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)