“しょうてつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小姪25.0%
正徹25.0%
照徹25.0%
生鉄25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
叔父しゆくふ、叔父。ご無事ですか。さきにお別れしたきり小姪しょうてつ疎遠そえん、その罪まことに軽くありません。ただ今、お目にかかってお詫び申すつもりです」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この後、二条流では経賢・尭尋ぎょうじん尭孝ぎょうこうとつぎ、冷泉派では了俊・正徹しょうてつ心敬しんけいとつぐ、了俊の時代は経賢・尭尋の時代で、正徹の時代は尭孝の時代と相並んでいる。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
しかもこの宝石は数も多く人をもなやまさないじゃ。来年もまたみのるじゃ。ありがたい。又この葉の美しいことはまさに黄金きんじゃ。日光来りて葉緑を照徹しょうてつすれば葉緑黄金を生ずるじゃ。
饑餓陣営:一幕 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
禅では「生鉄しょうてつむ」と言いまして、長い間生の鉄を噛んでいると、遂には噛みこなしてしまうというのです。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)