“しょうじょうしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
清浄身50.0%
小乗心25.0%
清浄心25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(古松は般若はんにゃを談じ、幽鳥は真如しんにょもてあそぶ)とあるも、「渓声便是広長舌、山色豈非清浄身。」(渓声すなわちこれ広長舌こうちょうぜつ、山色あに清浄身しょうじょうしんにあらざらんや)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
自己の申しわけのような小乗心しょうじょうしんにとどまらず、心から民に詫びて、尽未来じんみらい、世をよくおさめんと懺悔ざんげしての誓願せいがんであるならば、なんぼうわしもよろこんで、片棒をかつぐ気になるかもしれんが
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ただ哲人ヘーゲルなるものありて、講壇の上に、無上普遍の真を伝うると聞いて、向上求道ぐどうの念に切なるがため、壇下に、わが不穏底ふおんていの疑義を解釈せんと欲したる清浄心しょうじょうしんの発現にほかならず。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)