“しゅひつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シュヒツ
語句割合
主筆50.0%
手筆33.3%
朱筆16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると間もなく大阪から鳥居とりい君が来たので、主筆しゅひつ池辺いけべ君が我々十余人を有楽町の倶楽部クラブへ呼んで御馳走ごちそうをしてくれた。余は新人の社員として、その時始めてわが社のおもなる人と食卓を共にした。
長谷川君と余 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そのうちに、絵図面の終りの方を見ると、同じ手筆しゅひつ
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
また、文の行間にも、朱筆しゅひつで点々を打ったり、こまかい書入れが、やたらにみえる。——すべて送りぬしの、頼源僧都の筆蹟なのだ。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)