“しゆふで”の漢字の書き方と例文
語句割合
朱筆100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其隣がお由と呼ばれた寡婦やもめの家、入口の戸は鎖されたが、店のすすび果てた二枚の障子——その処々に、朱筆しゆふでで直した痕の見える平仮名の清書が横に逆様に貼られた——に、火光あかりが映つてゐる。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)