“しゅうとご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
舅御69.2%
姑御15.4%
舅君7.7%
舅姑御7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遂げ、稻垣さまのお宅へ参ると間もなく、舅御しゅうとごさまも亦斯ういう非業な死をなさるとは何たる事か、私のような因果なものは世にあるまい何うしたら宜かろう
何さ、内々はどうでもいいが、表面おもてむきの所をよく注意しなけりゃいけんぜ。姑御しゅうとごにはなれなれしくさ、なるたけ近くして、婿殿にゃ姑の前で毒にならんくらいの小悪口わるくちもつくくらいでなけりゃならぬ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
「それをうかがって、まず安堵あんどした。——さて、次には、お舅君しゅうとごの月輪老公にも、さだめしおすこやかでおられましょうな」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「留守たのむぞ。中村の母者人ははじゃびとへ、何ぞの便りを怠るな。舅姑御しゅうとごたちへよしなに。……よいか、それから」
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)