“しゅうとぎみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
舅君100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんのご孝養もせず、今日まで、お舅君しゅうとぎみには、わずらいのみおかけ申し、その儀ばかりは、玉日とも、申し暮しておりました。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こうした最高の方を舅君しゅうとぎみとし、母宮として、たいせつにお扱われする名誉もどうしたものか薫の心には特別うれしいとは思われずに、今もともすれば物思い顔をしていて
源氏物語:51 宿り木 (新字新仮名) / 紫式部(著)
いずれにいたせ、御当家にとっては、君公の舅君しゅうとぎみにあたる道三山城守様をば、前に討ち殺した義龍どのだ。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「お舅君しゅうとぎみへ、わしに代って、孝養をたのみますぞ」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)