“しゃはん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
這般97.8%
社畔2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はその有難さに日常身の置くところを知らず、病んで危篤となるや、這般しゃはんの系図を拝しつつ極めてうやうやしく死んでいったという。
長屋天一坊 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
したがって、這般しゃはんの疑問は、呉一郎の夢中遊行の存在を的確に立証し得るものに非ず。唯、一箇の補遺的参考としてここに掲ぐるを得るのみ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その社畔しゃはんに小池があるが、そのほとりの木に紙をひねって結びつけたものが無数ある。聞くところによれば、己の思っている相手の名をかいて結びつけるとのことだ。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)