“しめしあわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
諜合33.3%
喋合33.3%
牒合33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さもなければ、陳東海に双生児ふたごの兄弟でもあって、二人で諜合しめしあわせてッたことかも知れない。
庭窪の蘇州庵で無残な利七の死にざまを見たとき、何等かの方法でやれぬこともないと思い、また、ひょッとしたら陳東海の双生児ふたごの兄弟が諜合しめしあわせてやったことかとも考えていたが
かねて謀計はかりごと喋合しめしあわせた、同じく晩方げる、と見せた、学校の訓導と、その筋の諜者ちょうじゃを勤むる、狐店きつねみせの親方を誘うて、この三人、十分に支度をした。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
月こそ変れ、先君内匠頭の命日である上に、今生こんじょうの名残りというので、大石内蔵助を始め十余名の同志は、かねての牒合しめしあわせに従って、その日早く高輪泉岳寺にある先君の墓碣ぼけつに参拝した。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)