“しばくさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
芝草93.3%
柴草6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜になり月がのぼって、池の面が白くかぎろいはじめるころ、若者は恋人をともなって、芝草しばくさの上のつゆをふみながらふたたびいずみのほとりにやってきた。
おしどり (新字新仮名) / 新美南吉(著)
車の土台どだいになっていて、その上に枝や芝草しばくさがたくさんおいてあります。けれども、この巣はとても古いので、そこにある草や木には根がえています。
切り畑焼き畑を開いてひえ蕎麦そば等の雑穀を植えるもの、新田を開いて柴草しばくさを運ぶもの、皆元気いっぱいだ。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)