“しのぶがわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
忍川100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第五は芝の桜川さくらがわ根津ねず藍染川あいそめがわ、麻布の古川ふるかわ、下谷の忍川しのぶがわの如きその名のみ美しき溝渠こうきょ、もしくは下水、第六は江戸城を取巻く幾重いくえほり、第七は不忍池しのばずのいけ角筈十二社つのはずじゅうにそうの如き池である。
すると、その出合いがしらに忍川しのぶがわの方から、いっさんに、バラバラッと駈けてきた二人の角兵衛獅子があった。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
食べた杉箸を忍川しのぶがわへ抛り込み、からの丼をしゃアしゃアと馬春堂の手へ返して来ました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)