“しにものぐるひ”の漢字の書き方と例文
語句割合
死物狂100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何でも相手の銃先かられたい一心で、死物狂に踠いてゐるうち、古い柳の根を発見けて、それにつてやつとこさでる事が出来た。
そして頭の上、さう、ちやうど私の寢室の眞上に部屋に、今私はもがき爭ふやうな音——その物音から察すると死物狂のものらしかつた——を聽いた。
さあそれだけ穴が大きく成りましたものですから、よ為方御座いません、今度はどうか、今度はどうかで、もうさう成つては私も死物狂で、無理の中から無理を致して
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
もしイングラム孃が善良な、高尚な女の人で、力、熱、深切、心といふものを持つてゐるのだつたら、私は二匹の虎——嫉妬と絶望とを相手に死物狂の爭鬪をしたことであらう。