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さんべん
ふりがな文庫
“さんべん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
三遍
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三遍
(逆引き)
……わたしは
二
(
に
)
、
三遍
(
さんべん
)
そこをのぞきに行ったが、油じみた
上
(
うわ
)
っ
張
(
ぱ
)
りを着て、
頬
(
ほお
)
のこけた顔をした、もじゃもじゃ
髪
(
がみ
)
の
痩
(
や
)
せた男の子が十人ほど、四角な
印刷台木
(
いんさつだいぎ
)
を
締
(
し
)
めつける木の
梃子
(
てこ
)
へ
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
寝支度
(
ねじたく
)
をしながらわたしは、どういうつもりだか知らないが、
三遍
(
さんべん
)
ほど片足でくるくる回って、髪にポマードを
塗
(
ぬ
)
りたくって横になるなり、まるで死人のように、ぐっすり朝まで眠った。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
わたしはお茶の前に庭へ出てみたが、例の
垣根
(
かきね
)
へはあまり近寄らず、
誰
(
だれ
)
の姿も見かけなかった。お茶が済むと、わたしは
二
(
に
)
、
三遍
(
さんべん
)
、
別荘
(
べっそう
)
の前の通りを行ったり来たりして——遠目に窓をのぞいてみた。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
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