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さへえ
ふりがな文庫
“さへえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
佐兵衛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐兵衛
(逆引き)
大番頭の
佐兵衛
(
さへえ
)
は六十を越した老人で、忠実一点張りの男、本店からの付け人で、
謂
(
い
)
わば主人の又左衛門の後見役でもあったのです。
銭形平次捕物控:041 三千両異変
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
表からやみくもに跳込んできた
安吉
(
やすきち
)
、お天気安という
綽名
(
あだな
)
のある若い者だ、——ちょうどいま上りっ
端
(
ぱな
)
で、愛用の
鳶口
(
とびくち
)
を磨いていたは組の火消し頭
佐兵衛
(
さへえ
)
初午試合討ち
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
因縁も
糸瓜
(
へちま
)
もありゃしません、——
寺島
(
てらじま
)
に住んでいる物持の
佐兵衛
(
さへえ
)
、
瓢々斎
(
ひょうひょうさい
)
とか何とかいって、
雑俳
(
ざっぱい
)
の一つも
捻
(
ひね
)
る
親爺
(
おやじ
)
で、この男が、長い間の大酒で身体をいけなくし
銭形平次捕物控:085 瓢箪供養
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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