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さぶり
ふりがな文庫
“さぶり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
佐分利
66.7%
佐分
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐分利
(逆引き)
今からザット二十年前、奥州仙台に武芸の道場を構えて居る頃、同じ町内に住んで居る、これも道場の持主、
佐分利
(
さぶり
)
流の槍をよくした某と言うものと仲違いをした。
禁断の死針
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
夜がふけてから侍分のものが一人覆面して、
塀
(
へい
)
をうちから乗り越えて出たが、廻役の
佐分利
(
さぶり
)
嘉左衛門が組の足軽丸山
三之丞
(
さんのじょう
)
が討ち取った。そののち夜明けまで何事もなかった。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
さぶり(佐分利)の例文をもっと
(4作品)
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佐分
(逆引き)
薪一休寺の薪といふ意味はどういふんでせうとたづねて見たが、
佐分
(
さぶり
)
さんは知らなかつた。一休さんの廟のある前庭を見た。
京洛日記
(旧字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
武田家の家人に
佐分
(
さぶり
)
弥四郎があり、同書はまたこの家の事を述べて、佐分・佐分利は曾里という地名と同じ義にて、諸国に
反
(
そり
)
と書するものとともに焼畑のことなるべしといっている。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
京都に着いて五分も經たないあひだに、
佐分
(
さぶり
)
さんが見えた。佐分さんは西川一草亭氏の高弟である。何でも彼でも佐分さんの言ひなりにならないと、お上りさんの私には東も西も分らないのである。
京洛日記
(旧字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
さぶり(佐分)の例文をもっと
(2作品)
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