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さつぽろ
ふりがな文庫
“さつぽろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
札幌
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
札幌
(逆引き)
余が
札幌
(
さつぽろ
)
に滞在したのは五日間である、僅に五日間ではあるが余は此間に北海道を愛するの情を幾倍したのである。
空知川の岸辺
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
九百八十六部の「夢みつつ」は
札幌
(
さつぽろ
)
の或物置小屋の
砂埃
(
すなほこり
)
の中に積み上げてあつた。が、それは
暫
(
しばら
)
くだつた。彼の詩集は女たちの手に無数の
紙袋
(
かみぶくろ
)
に変り出した。
詩集
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
札幌
(
さつぽろ
)
行の列車は、
函館
(
はこだて
)
の雜沓をあとにして、桔梗、
七飯
(
なゝえ
)
と次第に上つて行く。皮をめくる樣に頭が輕くなる。
臥牛山
(
ぐわぎうざん
)
を
心
(
しん
)
にした
巴形
(
ともゑなり
)
の函館が、
鳥瞰圖
(
てうかんづ
)
を展べた樣に眼下に開ける。
熊の足跡
(旧字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
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(10作品)
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