“さちこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
幸子83.3%
祥子16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此年文政三年冬の半に、蘭軒の姉幾勢が記念すべき事に遭遇した。仕ふる所の黒田家未亡人幸子が、十一月二十四日に六十三歳で歿したのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
十七日の朝蘆屋へ訪ねて来た陣場夫人は、一昨日無理をしたために幸子が又ていると聞くと、さすがに今度は恐縮しながら、三十分ほどもとで話して帰ったが、要するに
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
祥子は、綴方や童謡などを好んで、即興的につくるのに、小太郎は面倒くさがり屋で、数学や理科が好きで、国語ことに綴方など、大嫌いという性質であった。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
新子も、祥子が病気になって以来、一度行ったことのあるテニス・コートの前のブレッツで、クリームを買いたいと思いながら、そのままになっているので、同行することにした。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
祥子の誕生した頃には、すでに前川夫妻の間には、大きな愛情の間隙が、出来ていた。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)