“ごんのかみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
権守66.7%
権頭22.2%
權頭11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武芝は旧家であつて、累代の恩威を積んでゐたから、当時中〻勢力のあつたものであらう、そこへあらた権守ごんのかみになつた興世王と新にすけになつた経基とが来た。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
招く方は、三井組、小野組、渋沢、三野村みのむらなどの第一国立銀行の創立者で、招待されるお客側は、大蔵きょうその他の参議、大丞だいじょう大輔たゆう権頭ごんのかみ、いわゆる朝野の貴顕紳商きけんしんしょうである。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
或ひは武藏で權頭ごんのかみとなられた方もある。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)