“ごぎょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ゴギョウ
語句割合
五行75.0%
御形12.5%
御行12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十干の本たる木火土金水の五行ごぎょうをそのまま木火土金水と有形物の名で押し通したから、火は木を焼いて水に消さるなどと相生そうしょう相尅そうこくの説盛んに、後世雑多の迷信を生じた。
しかもまだ御形ごぎょうも芽を出さず、落寞として霜枯れた冬田の上にはうすら寒い微風が少しの弛張しちょうもなく流れていた。
鴫突き (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ある時、突然ちょっと話があるというので、当時根岸御行ごぎょうの松のわきにいた同人宅へ出かけると、右の催眠術の一件、いよいよ成功したから唯今実験して見せるという。
明治世相百話 (新字新仮名) / 山本笑月(著)