“こんてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
滾転66.7%
渾天16.7%
紺天16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といった時には、その赭い頬に涙の玉が稲葉いなばをすべる露のようにポロリと滾転こんてんくだっていた。
蘆声 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
渾天こんてんに散布された星の位置を覚えるのに、星の間を適当に直線で連ねていろいろの星座をこしらえる。
自画像 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
女がの吹いたように白粉おしろいを付けて、黒い足へ紺天こんてんの亜米利加の怪しい鼻緒のすがったのを突掛つッかけて何処から出て来るんだかいね、唐縮緬とうちりめん蹴出けだしをしめて、何うしても緋縮緬と見えない
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)